ビオトープを作るときに気をつけること

自然の景観を再現するビオトープ。

しかし、どんな生き物たちをビオトープに
最初に入れるのか、その点には注意が必要です。

街中の川にコイが放流されているのをよく見かけます。
魚が住める川=きれいな川、と思われ、
一見よいようですが
ビオトープの観点からすると、これは間違いです。

なぜなら、錦鯉などの飼育されたコイは、
人間が改良して作ったもので、
野生の生き物ではありません。
そういう生物を放して、
その川の自然のバランスがよくなるでしょうか。

ビオトープでは、自然のバランスを大切にします。

人がきれいだと思うものと実際にそこに適合するものとは
必ずしも同じではありません。

ホタルを放すときもそうです。
どの地域でもホタルが同じと思ってはいけません。

ホタルはその地域のものだけを放します。
違う地域から持ってきてはいけないのです。
光の点滅が地域によって違うので、
その地域のもともとある生態系に
よくない影響を及ぼしてしまうことが分かっています。

ビオトープに植える植物も同じです。
きれいだからといって、園芸種の花を植えたり、
単一の品種の植物で埋めてしまうのは
ビオトープの考え方からすると間違いです。

これまでにも、外来生物が
日本の生態系をこわしてきた例がたくさんあります。

その地域の自然をなるべく大きなかたまりで残す。
それがビオトープの考える自然であり、本来の姿です。

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