ビオトープが作る世界

ビオトープは小さな空間の中に、
自然の生き物たちの生活を再現しようとするものです。

自然界では植物と動物、植物、
動物どうしの間に相互関係がはたらいています。
お互いにかかわりあって生きているのです。

ビオトープでは、ミニチュアながら、
これを実際に観察することができます。
また、それを身近に見ることで環境について学ぶことも
ビオトープの大切な目的のひとつです。

生態系が実際にはどうなっているのか見てみましょう。
それぞれの生き物たちは、生態系で果たす役割によって、
生産者・消費者・分解者に分かれます。

●生産者: 独立で栄養をつくりだすもの。
光合成植物や一部の微生物。
●消費者:他者をたべることで栄養を得る生き物たち。
     (生産者を直接食べる生き物:一次消費者。
      一次消費者を食べる生き物:二次消費者)
      人間も含む動物。
●分解者: 消費者や生産者の遺体や排出物の中の有機物を
     無機物に分解、もとの環境に返します。
     微生物の菌類・細菌類などが中心。

これらの生き物たちが関わりあうことで、
環境の中に物質の循環が成り立っているのです。

さらにビオトープでは、景観という要素も大事になってきます。
景観とは、「見た目がどうなのか」ということです。
簡単にいえば景観とは「きれいなの?きたないの?」ということです。

自然を模したビオトープの場合、
環境に関して意識を高めてもらうことも
目的のひとつなので、人間にとっても気持ちいいことが大切です。

都市の中にビオトープを作るときは、
特にこの景観に注意する必要があるのではないでしょうか。

ビオトープは,生き物にとって
居心地の良いものであることが一番ですが、
都市の中にはたくさん人がいますので、
人が見て気持ちのいいものをつくれば、
生き物だけでなく人間にも喜んでもらうことができます。

そのことが実は、生き物たちにもメリットとなるでしょう。

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