大豆の生産

大豆は日本では弥生時代から栽培されているといわれています。
もともと北東アジアに分布する野生のノマメ(ツルマメ)が作物化されたものでした。
大豆は日本はもとより、中国、韓国でも古くから重要な作物で、
豆のまま食べるというより、加工されて広く利用されてきました。
それが味噌、醤油、豆腐、納豆など今日でも広く使われている食品です。

大豆はいまでは、アメリカが世界最大の生産国です。
そのアメリカには、19世紀はじめに持ち込まれたといわれていますが、
本格的に栽培が始まったのは20世紀に入ってからです。

1930年頃までアメリカ中西部はコーンベルトと呼ばれ、トウモロコシ栽培地帯でしたが
トウモロコシとエンバクを交互に作ることが一般的でした。
しかし、ここに大豆を入れ、トウモロコシと交互に作ると、
生産性がより高いことが分かり、急速に大豆の栽培面積が広がったのです。

1970年代からはブラジルを中心とする南米での生産が始まり、
今では大生産地となっています。
大豆は近年、そのタンパク質の豊富さ=栄養の高さから世界的に栽培が増えていて、
ブラジルで熱帯で育つ大豆ができたこともあって、
熱帯諸国での栽培も急増しています。

平成8年の時点では、日本の大豆生産量は14.8万t。
輸入大豆は年間487万tにもなります。
国内消費に向けられた量は497万tほどですが、製油用が368万t、飼料用が11万tです。
食用には全体では92.9万tの大豆が使われ、
味噌用16.7万t、醤油用2.7万t、豆腐・油揚用49.2万t、納豆用11.5万t、凍豆腐3.0万t、その他9.8万tとなっています。
国産大豆の大部分は食用に使われているようです。 スポンサードリンク

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