国産大豆

国産大豆という表示をよく見かけます。

大豆製品は豆腐や納豆、味噌、醤油などいろいろあり、
体によいこともあって人気ですが、国産大豆が原料です、
と書いてあるとなんだか安心ですね。

国産大豆は味の良さや安心感等が評価されていて、
ほぼ全量が豆腐、煮豆、納豆等の食品用向けに使われています。
煮豆・惣菜用では国産大豆の使用割合は3分の2程度となっていますが
それ以外の用途では低いのが現状です。

日本の食糧自給率は先進国では最低の約40%と言われています。
しかも、大豆の自給率はというと5%以下しかないのです。
つまり、豆腐に使われている大豆の多くは輸入大豆ということですね。
その多くをアメリカ産の大豆に頼っています。

大豆そのものは古くから食べられてきて、
豆腐や納豆などに加工して大豆を食べてきたわけですが、
今や輸入大豆に頼っているのです。

しかし、国産大豆は豆腐作りに適しています。
これは大豆の品種の違いによるものです。
アメリカ産の大豆はタンパク質が少なく、脂質が少ない傾向にあります。
もともと油を採るために栽培している大豆だからです。
豆腐は大豆のタンパク質を固めて食べるのですから、
タンパク質を多く含んだ国産の大豆の方が、
豆腐作りにはいいということになります。
国産大豆を使うと、大豆の香りと甘味が活きた豆腐ができるのです。

輸入農作物は輸入の際に、害虫を国内に持ち込まないために、薬品で処理されています。
これにより人体に影響が出ることはないとされていますが
このようなものを使うことで消費者はどこか不安な気持ちになるのも事実です。

国産大豆の方がいいと思っても、輸入大豆に頼らざるを得ないのは、やはり価格の差です。
国内産の大豆は輸入大豆よりも高いです。

原料の大豆が高くなれば、豆腐の値段も高くなってしまうのです。
また、国内の大豆生産量が少ないために不作の年には良質の大豆の確保が難しくなり、
さらに大豆の価格は上昇してしまいます。

大豆の値段が変わらなければ業者は国産大豆を使用するでしょう。
豆腐の値段も同じなら、消費者も国産大豆を使用した豆腐を買うでしょう。 スポンサードリンク

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