アルファ化米

アルファ化米とは、米飯を炊いた後に乾燥させたもの。
古くは糒(ほしい・ほしいい:乾飯)と呼ばれるもので、
保存食・非常食として使われていたこともあります。
防災用品としてパッケージ化されたものが
一般的になってきました。

アルファ化米は、米のデンプンが加熱によって
糊化(アルファ化)したものです。
お米が消化・吸収しやすい形になったところで
乾燥させたものです。

お米のデンプンは、加熱前には分子構造の関係で
消化が悪いのです。
そのため、お米を生で食べても、消化はよくありません。
いったん加熱してアルファ化してやれば、
消化に適した状態になります。

しかしそのままでは保存がききません。
水分をたくさん含んだお米はカビが生えたり、
腐敗したりしやすくなります。
腐敗しない場合には乳酸発酵して、お酒のようなものに変化していきます。


このため、保存用に適したものにするため、
加熱調理後に乾燥させたものが糒やアルファ化米と呼ばれるお米で、
これにお湯や水を加えて柔らかくしてから食べます。

現在流通しているアルファ化米では、
災害用の非常食としてのものが多いですね。

これにお湯を注いで20分くらい。
水を注いでも1時間程で食べられるようになります。

普通に炊飯器で炊いたごはんと比べると、
飯粒が潰れたり砕けたりしていることがあるので
やや見た目は悪いかも知れませんが、
お湯を使えば温かいごはんが食べられるというのは、
災害時には心身にとって嬉しいことでしょう。

防災用のアルファ米は乾燥しているため、とても軽いのもメリットです。
そのため、登山食としても愛用されています。
荷物として運びやすいことに加えて、
山頂では低い気圧のため水の沸点が下がり、ふつうのお米を炊くのが難しいという点も解決できます。
お湯を沸かすだけですむので必要な熱量(=必要な燃料)も少ない、などもメリットですね。

アルファ化米
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