農業の費用の計上

農業における費用はどのように考えたらよいのでしょうか。

これは農業では、個別にいろいろなケースがあるので、
最終的にはきちんと税理士さん、税務署に相談して確認しないといけませんが
一般的な概念が分かっていたら、相談する際にも役立つと思います。

節税を考えるということは、収入を隠すのではなく、
費用をきちんと認識して正しく計上するのが正解です。


●経費
必要経費にできる金額は、次の金額です。
(1) 総収入金額に対応する売上原価。その他その総収入金額を得るために直接要した費用。
(2) その年に生じた管理費など、業務上必要だった費用。

農業における「売上原価」とは?
・農作物が育つために必要となるもの。直接の材料費:種苗費や肥料費などです。
・農作物を育てるための管理に必要となるもの。動力光熱費、農薬費、水利費、農具費、諸材料費、農業機械の減価償却費などです。

また、管理費などの必要な費用の中には、事務消耗品費、公租公課、接待交際費などがあります。

「業務上必要である」と認められる範囲は決まっていますが、一般的な家族労働による農業においては、
例えば自家用車や自宅など、農業として事業に使う場合と自家用のものが一緒になっている場合があります。
この場合は、使用の実態に合わせて、事業用と家事用の費用を分ける、
つまり「按分(あんぶん)」する必要があります。

●減価償却  
建物や機械装置、車両などの資産は、減価償却します。
減価償却とは、減価償却資産の取得に要した金額を一定の方法によって各年分の必要経費として配分していく手続です。
つまり、毎年、分割して経費としていくものです。
購入するときの金額は大きいのですが、時の経過等によってその価値が減っていくと考えられるものです。

このような資産を減価償却資産といいます。
(時の経過等により価値の減少しない土地や骨とう品などは減価償却資産では ありません。)

何をいくら、どのくらいの期間で計上していくのかは、細かく決められていますので
税務署に問い合わせて確認します。

例えば、400万円のトラクターを購入した場合、
購入した年に400万円が必要経費になるわけではありません。
1年経過いくら、、2年経過でいくら、となっていきます。 スポンサードリンク

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